グラビアアイドルとしての“魅せる体”を意識する似鳥沙也加。理想のポディラインを保つ黄金値を見つけるために並々ならぬ研究を日々続けていました。
痩せることはもはや理想ではない。1カ月の努力が逆効果になることも。
理想の体になるうえで、胸を痩せさせないことを最優先に考えています。
おっぱいは脂肪が多いこともあり、『太ったから痩せよう』と安易に食事制限や有酸素運動をすると、必ずしぼんでしまう。だから体重は気にせず、体脂肪率を高くして、内臓脂肪だけ減らすダイエットを研究しています。日本人女性の体脂肪率の平均が25%くらいと言われていますが、それよりは絶対に高い数値を維持するようにしている。ただこれがすごく難しい…。
人の体ってピンポイントで太らせることはできなくて、たとえば2kg体重が増えるとおっぱいの張りはすごく調子がいいものの、やっぱりお腹も出てくる。それだとボディラインにメリハリがなくなるので意味がないんです。
理想はあくまで、胸とお尻は大きいけど、お腹は引き締まっている体。
だから、食事は制限なく食べて、引き締めたい場所は筋トレで鍛えるようにしています。個人的にいい感じで太りやすい食べ物は牛乳とお肉。牛肉でも鶏肉でも何でもOKです。筋トレは自宅のリビングの真ん中に腹筋台を置いていて、テレビを見るときなど、とにかく暇があれば腹筋をしています。パーソナルジムへ通っていた時期もありますが、今は宅トレだけです。だけど筋トレも、やりすぎると胸が痩せることがある。そういうときはプロテインを飲むと調子が戻ったりします。
ボディメイクは1日で結果が出るものではないので、ある程度の長期的な目での試行錯誤を心がけています。
『1カ月続けたけど、痩せてきたからこのやり方はダメだ』ということもしょっちゅう。ただ確実なのは、食べない”のはNGということ。撮影で胃が出るのを抑えたいから、本当なら前日は食べたくないのですが、1日食べないだけでも胸の張りは悪くなる。だから前日の午前中にめちゃくちゃ食べて、そのあとを調整したりします。私は気持ちが落ち込むと食べられなくなるので、胸を痩せさせないためにメンタルを保つことも意識しています。本当に、心と体は1つ。自分なりのベストパランスを突き詰めたいです。
『 現在地ビューティー 果てなきリチュエル』
“リチュエル”は、フランス語で儀式や習慣を意味する言葉。
果てなき美への追求を続けるモデルに、日々意識している行いやポリシーを教えてもらいました。
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Photo_ tAiki
Stying_ SAE ONUKI
Hair&Make-up_ AI ICHIOKA
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Little Trip to Heaven 高円寺店
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ダイアナ(ダイアナ 銀座本店)
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